スマイディアでは、持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、環境への負荷を減らす様々な工夫を実施しています。
その中から、持続可能な生産・消費に貢献できる材料や手法を「SUMAI Sustainable Item」としてご提案します。
原料に木材やケナフを一切使用しないため、木を伐採する必要がありません。
従来の紙の製造工程とは違い、製造時に水を使用せず、強い酸やアルカリ、漂白剤も必要としません。そのため、製造工程における工業廃水の問題もなく、河川や海の汚染の心配はありません。
製造に必要なのは、石の粉(炭酸カルシウム)、樹脂、電力だけです。従来のような乾燥、洗浄などのプロセスがないため、排気ガスを出さず、CO²の排出制御に貢献できます。
万が一、屋外に捨てられたとしても、太陽光に約6ヶ月さらされると粉々になった卵の殻のように分解され、主原料である炭酸カルシウムは自然にかえります。また、一般ゴミとして焼却される際は、最小限の二酸化炭素排出で石の粉になる優れものです。
使用後にリサイクルする場合は、プラスチック製品の回収ルートを通じ回収されます。回収後、粉砕→押し出し造粒→ポリエチレン(PE)プラスチック加工の優れた添加剤となります。この顆粒を使って、カラープラスチックバッグ、植木鉢、プラスチック缶などを生産することができます。
耐水性が高く、破れにくいという特徴を持つストーンペーパー。海や川など屋外での筆記や、水にぬれた手で触るような冊子としても重宝されています。
木材のような強度を持ちながら、100%紙素材でできており、通常の紙や段ボールと同じようにリサイクルが可能。環境に害を及ぼす成分を一切含まないため、ゴミとして焼却しても有害な物質は発生しません。
人体に有害な物質を含まないため、小さなお子様がいる場所でも安心してご使用いただけます。赤ちゃん用のベビーベッドや、子供用のおもちゃに使用されている事例もあります。
木材と比べ、各段に軽量で、しかも簡単に組み立てることもできるRe-board。
軽量かつコンパクトな素材であるため、一度の輸送でより多くの資材を運ぶことができます。輸送時のCO²排出を軽減でき、環境保護に貢献します。さらに輸送コストの削減にもつながります。
資材の表面は両面とも白いライナーで、インクジェット印刷に対応しています。切る、折る、曲げるなどの加工もしやすく、軽量であるため、力のない方でも簡単に組み立てや持ち運びをすることができます。
環境に配慮しながらも、低コストでデザイン性の高い表現が可能なコーティング。一般的な表面コーティングと比較し、ビニール系の素材を使わないため、普通の紙と同様にリサイクルが可能です。また、エココーティングを行うことで印刷面をキズや汚れから守ります。耐水性・耐摩耗性・耐熱性の効果も得られることから、品質への耐久性が向上します。ひとつの印刷物を長く使い続けられることも、環境保護に繋がります。
インキに含まれる石油系溶剤を植物油や大豆油に置き換えることで、有機溶剤を大幅に削減し大気や作業環境にやさしいインキです。近年、環境対応に前向きに取り組んでいる国や市町村・企業は、環境に優しい印刷物にと植物油インキを指定するようになってきています。
一度使われた後、回収された紙(古紙)を配合した用紙。環境対応に前向きに取り組んでいる国や市町村・企業ではポピュラーで、保管性を重視しない日常的な用途の印刷物では、当たり前になってきている用紙です。